北海道医療大学歯学部同窓会

このホームページは、北海道医療大学歯学部同窓会の活動と報告、及び会員相互の情報交換を目的としています。本同窓会は昭和59年に1期生が卒業後まもなく設立され、以来30年、既に31期生が卒業し会員数は3,000人を超えるまでになりました。

会長挨拶

会員の皆様へ

会員の皆様におかれましては、平素から本会の活動に際し深いご理解と多大なるご協力誠にありがとうございます。

本会は昭和59年に「会員の福祉と親睦を図り、且つ大学歯学部の発展に寄与し、併せて学術研究の向上に貢献する」ことを目的に設立されて今年度で38年が経ちます。この春には愛でたく38期生が卒業し、44期生が入学してくれました事からもその歴史を感じる次第です。この間、日常会務の問題や自然災害の大きな問題などの多くの苦難に遭遇してきましたが、その都度、会員の皆様の力強いご協力で何とか今日まで乗り超えて来られたことは本当に有難い限りです。改めて会員の皆様に感謝申し上げます。

昨年度の同窓会活動は例年の学術活動や他大学との情報交換などは全て中止となり、困窮する学生への支援が主なものとなりました。「コロナで夢を諦めさせない」をスローガンにした「コロナ対策学生応援プロジェクトの募金」によって百数十人が学生生活を継続出来たと聞いております。この募金事業は本学の全ての学部同窓会で行われたもので、歯学部、薬学部、看護福祉学部、心理科学部、リハビリテーション科学部、臨床技術学部、歯学部附属歯科衛生士学校などの学部を持つ医療系総合大学だからこその多職種連携の活動とも言えるでしょう。
今年度は、この期を節目にしてコロナ以前に回帰するのではなく、新しいスタイルの活動を模索していくことで、会員の皆様と本学学生に貢献することの出来る同窓会へと進化させることを目指します。

新型コロナウィルス感染症は未だ収束の気配を見せない状況ですが、口腔環境は感染リスクを含めた心身の健康に影響を及ぼす重要な臓器であることが注目されています。この中で地域歯科医療の担い手として、さらに各々が自分の責任を果たしていかなければなりません。

ウィズコロナの時代を踏まえ年度初めのご挨拶にさせていただきます。

令和3年4月1日
北海道医療大学歯学部同窓会 会長 蓑輪 隆宏